コンプレックス

 

小学校からの友達

2人でベッタリずっと

遊んでた訳ではないけど

なんやかんや

ずっと繋がってる

 

明るくて可愛くて細くて

背は高くはないけど

めっちゃ憧れてた

お姉ちゃんも可愛くて

そんなコトすら

うらやましく思っていた

この子になりたいって

ずっと思っていた

そう思えば思うほど

自分の悪いトコばっかり

目についてコンプレックスが

膨れ上がっていた

 

何もかも持っている友達と

何にもない自分

 

そんな風にすら考えた

 

ずっと順風満帆にいってるように

見えた

中学校になっても

クラブは違うけど

おんなじグループ

ひがんではいたものの

嫌いにはならなかった

むしろ憧れの人

 

一緒の高校に行った

遊ぶ回数も少しは減ったものの

繋がりはあった

 

卒業して一人暮らしを始めた

2人でドライブに行った

走り屋の中をハザードで

ドライブした

 

結婚してダンナさんと長男(1歳)と

ジェットスキーに行ったりした

 

いろんな思い出があるけど

友達が離婚したくらいから

パッタリと連絡しなくなった

 

ずっと気になっていた

 

それから2回目の成人(40歳)の時

同窓会で再会した

会うのは15年以上ぶりかな

 

相変わらず可愛くて光っていた

 

でももうひがむようなコトはない

 

いろんなことを乗り越えてきた

 

まだ何にもない自分だけど

感謝できる人がいっぱい増えた

その分だけ幸せになれるような

気がする

 

友達は友達の人生

私は私の人生

それぞれでいい